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”三谷幸喜の「ステキな金縛り」を見てきた。
25日の夜だったせいか、客の入りは3分くらい。
いやしかし、酷い映画だった。
最近見た中では群を抜いて酷い。
ここ何年かの三谷幸喜は、徐々に質を下げてきていたが、
「ザ・マジックアワー」あたりからぐっと劣化のスピードを上げた。
舞台も、「ろくでなし啄木」は特別どうということもない出来だったけど、
「ベッジ・パードン」は脚本が酷かった。
でもそれも、「ステキな金縛り」の前では霞んでしまう。
どう見ても推敲不足の杜撰な脚本。
辻褄の合わないご都合主義のいい加減な本だった。
ちゃんと考えないで、ありがちな表現で済ませてるような所もあって、
最初から最後まで尻のむずむずするような映画だった。
今年は映画やら舞台やら大量に作ったから、
一本ずつの質も落ちたのかな。
いちおうトリックもあるんだけど、愚にもつかないまるで納得できないトリックだ。
幽霊の話なんだけど、霊界と現世のルールが完璧に作ってないんで、
話が迷走してしまう。
豪華な俳優陣の魅力と、多少面白い所もあるスキットで保たせているが、
それは映画の面白さのほんの一部だ。
とにかく、もう少し時間を掛けて練り上げたものを出さないと、
客もそろそろ離れてしまうんじゃないかな。
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